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The Meadowで出逢う塩〈2〉 ~塩の楽しみ方~

 自分で買ったり、お友達からプレゼントでもらったりと、みなさんの家にはいくつかの塩があるのではないでしょうか。でも、どうやって使い分けたらいいかわからなくて、気がついたら数ヶ月そのままになっていた、なんて話も耳にすることがあります。このコラムでは、ちょっとした工夫で食事がぐっと楽しくおいしくなる、上手な塩の楽しみ方をご紹介します。

 

おいしい塩味は、人によって違う

塩は人間の生命維持に不可欠なため、人によって、その日その時に必要な塩の量は同じではありません。たとえば汗をたくさんかいた人はたくさんの塩を必要としますし、全然運動しないで過ごした人はそれほど塩を必要としません。そのため、調理をする時に塩を使ってバッチリ味を決めてしまうと、ある人にはぴったりでも、ある人には濃すぎたり、薄すぎたりすることがあります。全員においしい塩加減というのはとても難しいものなのです。

 

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薄味で調理して、食べる時に塩をかける

これを解決してくれるのが、「パラパラ塩遣い」。調理の際には無塩か、できるだけ少ない塩で調理をして、食べる時に各々が塩をつけかけして食べることを言います。こうすれば、みんなが同じ料理を、それぞれに適した塩分量で食べることができます。さらに、一番の楽しみは塩を変えることで、食べている途中で「味変」ができること。塩は11つ味や特徴が異なるので、同じ食材や料理でも、使う塩を変えることで引き出される料理の味わいが変化し、さまざまな表情を見せてくれます。

 

 

 

料理は簡単に、食卓での会話が楽しくなる

「パラパラ塩遣い」の良い点は、ほかにもあります。塩は、見た目が白いものからカラフルなものまで、形は小さな粒状のものから、大きなピラミッド型のものまで、本当にさまざまです。料理に添えて食卓に出すだけで見た目も華やかになりますし、なんだか料理上手にも見えるので、おもてなしの席にもぴったり。さらに、塩を変えることで食材や料理の味が変わるので、「この料理にはこの塩がおいしいよ」「いやいや、こっちの塩も負けてないよ」など、塩をきっかけに会話が盛り上がります。

 

料理を一番おいしくするのは、楽しい会話とみんなの笑顔です。ぜひ塩を活用して、幸せな食卓に役立ててください。

 

 

執筆:ソルトコーディネーター 青山志穂氏